EPPについて
・発売元 株式会社JSP高機能材カンパニー (本社東京都)
・主原料 ポリプロピレン


我々の言うEPPはビーズ法発泡にて製造したブロックです
断熱材や車のバンパーの芯材EPPによるギターケースなども作られています
太陽の零戦、月光など玩具のラジコンなども同じEPPで出来ています
製品名はピーブロック、ミラブロック、エルブロック、グリーンブロックと分かれています。(ブロックによって成分が違う)
倍率はそれぞれのブロックにより分かれています。8倍〜60倍、グリーンブロックは表示が無いけど80倍位かな?
ここでは一般に我々ラジコンフリークが使用するP_BLOCKを前提にお話します

ビーズ法発泡による製品なので見た目は一般に言う発泡スチロールによく似ていますが、まったく違う物です
大きな違いは弾力、復元性だと思います。根本的に成分が違います。
発泡スチロールにはポリエチレン、ポリスチレンなどが使われているようです

よく勘違いしているのが瞬間接着剤で溶けると思っているの大間違いです。溶けません!
私のEPP機はほとんど瞬間で製作しています。
私はゴム系の接着剤もスコッチやGPクリヤーといろいろありますが接着強度は大差ありません
瞬間でもゴム系の接着剤でも接着強度についてはまったく問題がありません
壊れる時は接着剤が剥がれることはありません。ビーズが剥離してしまいます。
作業性はやはり瞬間が早いですね。瞬間を使う時はプライマーを併用してください
墜落時に剥離したら瞬間とプライマーで重症でも全治5分で完治ですね! 
完成後機体の強度UPなど内部をいじりたい時はカッターを入れて作業終了後に切り口に瞬間を付け
巧く付き合わせるとほとんど解りません。初期の頃の私の試作機はカギ裂きだらけでした(笑)
リブにエルロンサーボのコード穴を開け忘れてプランクを切ってリブに穴を開けたくらいですから(爆)
翼下面なので露出でも良いかなって思ったんですが・・・・

塗装も何を使ってもOKです。私はそこら辺にある水性でもアクリル系でもプラカラーでも吹き付けてしまいます
EPPは塗装の乗りは良くありません。しかもすぐ、すすけた様になります。プライマーを吹き付けるとよく乗り
はがれて来ないようですが重量増には御注意下さい。

私はサ〜って色が着く程度に吹き付けるだけです。仕上った時に綺麗な写真を一枚撮れば後は勲章かな!?

補強もさまざまな方法がありますがグラステープの補強は重量増になりますので必要最小限にして下さい
梱包テープの補強も強度は出ますが、テープの選択を間違うと思った以上の重量増になってしまいます
私が使う時はOfficeDepotの透明テープです。他のテープと同じ50m巻なのに明らかに巻き幅が少ないです。
テープも「これは明かに重いだろう!」って物が有りますので注意して下さい。
私は補強にテープは使っていません。
テープ補強をする方はスプレーのりを併用しないと接着力が足りません

テープを使わずに強度を出すには
適材適所で材料を換えているのと、カーボンシートを使っています。
最中胴の場合カーボンは胴体後部サーボ搭載位置から後ろの胴体リブ?に貼り、モーターマウント部分に少し貼り
主翼スパーに貼ります。スパーは両面から貼らないと強度が出ませんし墜落衝撃で剥げてしまいます
ここで強度を出すため主翼上部と主翼下部にはカーボンロッドは使いません。
全体的の強度は材料を変えます。全体(プランク)は45倍EPP、動翼と芯になる所は30倍EPP
動翼に強度が欲しい時は15倍EPPと変えて行きます。当然倍率に重さも比例していきます
仮に45倍が100の重さとすると30倍は150、15倍は300の重さとなります
スパン900mmの機体に幅70mmくらいのエルロンですと30倍5mmのEPPで十分耐えます
この時ヒンジは多めに入れてください。主翼後縁でエルロン前半部分の強度を出します
ヒンジが少ないとヒンジとヒンジの間で強度が出ません。OK模型のヒンジテープを上下全面貼ると良いと思います
シートの補強には風式フィッシュボーン補強(以下FB)が強度を出してくれると思います
動翼や板機製作の折には一度お試し下さい。板胴だけの時は?って思いますがクロス胴を入れると完璧に近い剛性が出ます
FBの良い所は必要な所に必要最小限の補強が出来るのが良い所です。最低限の重量で収まります
力学的にもっと良い補強位置があったら教えてください。 m(__)m

EPP機の剛性についてですが
胴体、主翼共に折れ曲がる必要はまったくありません。折れるって事はイコール合成が無いって事です。
要は落とした時どこで衝撃を吸収させるかを考えながら機体製作を進めていってください
仮に落ちた衝撃でEPPが剥離しても瞬間で簡単に治ります
EPP機は「舵を切っても効かない、舵を打つと後から舵が効いて来る。これってEPP機の特性だよね」って
聞いたことがありますけど、これはただ単に剛性不足です。
現にシッカリ舵の効くEPPが存在します。剛性不足で舵の効かないのをむやみに動翼を大きくして効かせるってのは
機体バランスに無理が来ます。剛性の無い胴体に必要以上大きな動翼を付けると動翼の力が胴体に来てしまって
胴体がねじれて来ます。
動翼の利きが悪い場合は全体の剛性不足もしくは固定翼の面積が少ないのが多くの原因だと思います
設計段階で動翼を大きくしておいてフライトして動翼面積を換えて行けるのもEPPならではですね。(私はこれだったりして)
デザインも強度も全体のバランスを考えた機体設計を心がけてください

私も機体設計は間違いばかりで、なかなか思った機体が出来ませんがカット&トライで出来てしまうのも
EPPやスチレン機の面白い所ですよね
バルサで組み立てたらそんな訳にはいきませんから(笑)

風では皆さんの力作の投稿をお待ちしております



【風】式フィッシュボーン、カーボン補強(FB補強)
魚骨補強じゃかっこ悪いから直訳です。o(^-^)o
胴体キャノピー後半から斜めに胴体を2分割にしてカーボンシート(0.5mm厚)
をサンドして元通りに張り合わせます。後は補強の長さ1/2に90°に
カッターを入れカーボン両面に瞬間を付け差し込んで行きます
カッターはよく切れる刃を使って下さいチチチチチィて音がして切れていく刃は
すぐにビーズを引っぱて来てしまい綺麗な切り口にはなりません
EPPを切っていて思ったのですがEPPを切るとすぐに刃が切れなくなります
出来ればEPP専用にカッターを一つ用意した方が良いですね
カーボン付き合わせ部分はカーボン同士を確実に貼り付けてください
補強後少しネジってみてキュキュ音がしたら何処か接着されていません
良く確認してください。強度がそこで逃げてしまいます
どの様なカーボン補強で一番強度が出るのかは試行錯誤しています
ねじれ方向の強度UP御存知の方いましたら教えてくださいねm(__)m
最中胴、リブ型翼の機体のEPP補強です(赤線)
スパー、胴体リブ、各動翼、水平、垂直の中、胴体開口部に30倍5mmを
使ってます。胴体の中上部にも入っていますがここは45倍を使いましたが
30倍でも良かったかな?でも剛性は出ています。
胴体開口部は45倍で良かったですね。手元に長い三角があったんで
差し込んだらピッタリなので使ってしまいました。(^^ゞ
この部分は先に貼り付けてしまい、中心線を引き後からカッターで2分割に
し、マジックテープを貼り付けました
完成画像です。グラステープは表面的には使っていません
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